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Jun.2025

vol.09

特別記事

ELFFAN WEB vol.09

第57回市村産業賞 貢献賞の受賞


物流業界の問題解決に絶え間なく挑んできたいすゞ自動車。2025年に初めて小型トラック向けデュアルクラッチ式9速AMT「ISIM」が第57回市村産業賞の貢献賞を受賞しました。産業分野の発展に貢献しうる開発に至った経緯や「ISIM」の性能、効果についてご紹介します。

市村産業賞の貢献賞を受賞した「ISIM」

小型トラック向けデュアルクラッチ式9速AMT「ISIM(アイシム)」が、公益財団法人市村清新技術財団が主催する第57回市村産業賞において貢献賞を受賞しました。いすゞ自動車にとって今回が初めての受賞です。市村産業賞とは、優れた技術を開発し、日本国内の産業分野の発展に貢献した技術開発者に贈呈される威厳のある技術賞のひとつ。4月18日(金)には、帝国ホテル東京で贈呈式が開催されました。

「ISIM」とはIsuzu Smooth Intelligent TransMission の頭文字をとった造語。“シームレスでスムース”“俊敏・知的”といった、いすゞが独自開発したトランスミッションの特徴を表現しています。

 

■受賞テーマ

省燃費と運転負担軽減に資する小型商用車用トランスミッション 

■受賞者

金子直弘(かねこ なおひろ)

岡本壮史(おかもと たけふみ)

明石浩平(あかし こうへい)

2つの課題解決のために「ISIM」を開発!

「ISIM」の開発に至った経緯は大きく分けて2つあります。あらゆる産業の分野で頭を悩ませている課題に着目し、貢献することができる技術を開発しました。

【課題①】商用車のCO₂排出量の多さ

脱炭素社会の実現に向けて多くの国や企業が動きを加速させる中、商用車はCO₂の排出の多くを占めています。EV(電気自動車)の開発・提供も進んでいますが、全ての商用車をEVに変えるには航続距離、車両重量、車両価格などの課題から多くの時間が必要。今すぐにできることはCO₂の排出を抑えることです。そこで、従来以上に省燃費でエネルギーロスの少ないパワートレインを搭載した製品の開発に取り組みました。

【課題②】ドライバー不足と輸送リソースの減少

昨今のインターネット販売の市場規模が拡大したことで物量が大幅に増えてしまったため、物流業界では深刻なドライバー不足に直面しています。また、2024年4月よりドライバーの時間外労働に上限規制が適用されました。輸送できる量が減り、時間がかかるなど輸送能力の低下が課題になっています。「ISIM」はより運転しやすく疲れを軽減できる性能を持ち、AMTとしてAT限定運転免許にも対応。労働環境の改善や幅広い人材の確保につながる技術になると考えました。

省燃費と運転負担軽減に貢献する「ISIM」の2つのPOINT

ELFにはAMTとして9速デュアルクラッチトランスミッション「ISIM」を設定しています。一般的な6速トランスミッションと同じ歯車列数で9速に段階を増やしたことで、ギヤ比をよりワイドレンジ・クロスレシオ化。多段化できたことに加え、従来の6速トランスミッションに比べて全長を17mm短縮し、8kgの軽量化も達成しています。省燃費と運転負担軽減を叶える「ISIM」の性能を2つのポイントからチェックしてみてください。

【POINT①】変速時のタイムラグやトルク抜けを抑える「ドライブフィーリング」

1つのトランスミッションに2つのクラッチを有し、奇数段(1/3/5/7/9速)、偶数段(2/4/6/8速)を分担する構造を独自開発。2つのクラッチを交互につなぎ変えるデュアルクラッチとクロスレシオの組み合わせにより、変速時のトルク抜けが起こることなく適切な駆動力が得られます。これまでの小型トラックにはない運転のしやすさを実現しました。

【POINT②】燃費のバラツキを低減する「省燃費自動変速」

ISIMは状況に応じて適切なギアを自動選択するため、ベテランから新人まで幅広いドライバーの運転技量による燃費に大きな差が出にくく、だれでも省燃費運転が簡単になりました。エンジン回転上昇を抑えた早めの自動変速で、燃料消費を抑制します。さらに、省燃費運転に必要な変速を、コンピュータが運転状況に応じて自動制御するECONOモードを搭載。AT限定運転免許しか持っていない方でも簡単に運転ができる商用車として多くのシーンで使用できます。

将来の国内産業に寄与する「ISIM」

ELFには「ISIM」が搭載され、CO2排出量を削減するとともに、イージードライブ性能向上によりドライバーの疲労を軽減できます。そして労働環境の改善によってドライバー不足の解消にもつながるこの技術。環境とドライバーに配慮した「ISIM」は今後も日本の産業分野に貢献する技術として活躍していくはずです。 

▼「ISIM(アイシム)」 公式動画はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=9n58Lnf9oaU

仕事のおとも

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夏に多発する車トラブル!知っておきたいトラブル回避のコツ


レジャーシーズン本番!安全にドライブを楽しもう

夏は車にとって一年で最も過酷なシーズン。エアコンの使用増加、高温の路面、渋滞時の熱こもりなど、車へのダメージも大きくなります。トラック運転手のような長距離ドライバーはもちろん、家族でレジャーに出かける一般のドライバーも注意が必要です。夏に多いトラブルとその対策を押さえて、安心・安全なドライブを目指しましょう。

なぜ夏は車が壊れやすい?

年々厳しくなる夏の暑さ。気温が高くなると、車のエンジンやバッテリー、タイヤなど主要部品への負荷が増し、車の故障リスクを大きく高めます。特に熱を持ちやすいエンジンは、放熱が追いつかなくなるとオーバーヒートのリスクが上昇。

特に渋滞や長時間の運転は熱がこもりやすく、冷却系に負荷がかかります。水温計のチェックや、冷却水・オイルの状態確認は最低限やっておきたいポイント。真夏の炎天下での故障は、命に関わるケースもあります。日頃から点検を行い、トラブルを回避しましょう。

夏場に多い車のトラブル5選

①オーバーヒート

段階的に症状が悪化するオーバーヒート。初期症状では、エンジンの回転数が不安定になったり、アクセルを踏んでもスピードが上がりにくくなったりします。水温計がH(High)に近づいたら要注意。症状が進むと、水温計がH側へ振り切り、警告ランプが点灯し、エンジンルームから水蒸気が出始めます。この段階で適切に対処し、最悪の事態を避けましょう。 

②バッテリー上がり

エンジンの始動には、走行中に発電機で作った電気をバッテリーに貯めて使用しています。しかし、バッテリーが上がると、エンジンがかからない状態に。夏場は特にエアコンの使用で消費電力が増加。バッテリーの蓄電量が不足しやすくなるので要注意です。 

③タイヤのパンク・バースト

タイヤは熱で劣化しやすく、真夏は道路の高温化やタイヤ内部の空気膨張、さらに摩擦熱により、パンク・バーストのリスクが高まります。異常が発生したら、すぐに安全な場所に停車させましょう。

④エアコンが効かない

夏場に集中して発生する故障で、症状は「冷えない」「異音」「風が弱い」など様々です。エアコンガスの不足、コンプレッサーの不具合、フィルターの詰まりなどが主な原因。熱中症予防の観点からも早期の対処が欠かせません。 

⑤車内電装系のトラブル

炎天下の車内温度は平均51°Cにも達します。カーナビやドライブレコーダーが動作しなくなることも。特にスマートフォンなどの電子機器は、高温車内に長時間放置しないことが基本です。

車を運転する人にとって、眠気や疲れは大敵です。夜間の運転業務や、荷物の積み下ろしで車内と車外の急な温度差にさらされるなど、業務中にも自律神経を乱す原因が潜んでいます。以下の症状に当てはまった時にはいつもより丁寧な心身のケアと運転を心がけましょう。

 トラブルを防ぐ日常点検のポイント

〈オーバーヒート対策〉

ボンネットの中にあるラジエター補助タンクを確認し、ラジエター液が適量入っているか定期的に確認しましょう。ラジエター液が大きく減っている場合は、トラブルの兆候。早めの点検・修理がおすすめです。

〈バッテリー対策〉

ヘッドライトの暗さや電装機器の動作不良などサインがあれば、早めの点検・交換を。一般的な車のバッテリー寿命は、2~5年ですが、車の使用頻度や走行距離が少ない、停車中の電力消費が多いなどの状況で劣化が進みやすくなります。

〈タイヤ対策〉

タイヤの性能や寿命に大きく影響する空気圧。タイヤ内部の空気圧が適正なのか1.5~2ヶ月に一度確認し、へこみや傷、亀裂がないか日常的に目視点検することが大切です。

〈エアコン対策〉

車の移動で振動や衝撃を受けるカーエアコンは、配管などに亀裂がなくてもエアコンガスやオイルが自然に減少してしまいます。夏場の使用前に年1回、整備工場やガソリンスタンドで点検を受けましょう。

〈電装系対策〉

炎天下駐車時は、窓を少し開けて換気したり、サンシェードでの遮熱・遮光をするのが効果的。またスマートフォンは車内放置を避け、必ず携帯することを心がけてください。

緊急事態時に備える心構え

日頃からメンテナンスを行っていても、トラブルが起きることはあります。そんな時は慌てずに、自分と同乗者、周囲の交通の安全確保を最優先しましょう。

また救援を待つ際には、炎天下で待機する場合もあります。

長時間運転時は、以下の熱中症・脱水症状対策グッズを常備するのがおすすめ。

・冷却グッズ

・非常用飲料水

・日傘・帽子

・日焼け止め

また、余裕のある走行計画と適切な休憩も、被害拡大を防ぐ有効な手段です。

さらに、夏場は紫外線により退色や雨水による塗装面の劣化も多く見られます。比較的涼しい早朝や夕方に塗装面保護のワックスやコーティングを行うことで、きれいな見た目で気持ちの良い走行を楽しみましょう。

まとめ

猛暑は、人にも車にも大きな負担をかけます。思わぬトラブルで立ち往生しないよう、基本的な点検と備えを怠らず、安全第一を心がけましょう。自分と大切な人を守る「ひと手間」で、夏も安全で快適なドライブを。

監修/外川 信太郎 さん(トガワ シンタロウ)

神奈川県藤沢市出身。ロンドン在住経験から欧州車に興味を持ち、自動車ジャーナリストとして活動。執筆、レース、テストドライブ、洗車・カーケアに精通。現在はフリーライターおよび輸入車専門誌の顧問を務める。

大人の趣味時間

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この夏行きたい!週末に楽しむ絶景ドライブコース


目的地までの道のりにも、心ときめく絶景を

夏は海や山など、アウトドアが楽しい季節。目的地に向かう道のりにも、絶景スポットがあれば旅の楽しさはさらに広がります。もちろん、目的地が決まっていなくても、晴れた青空の下をドライブするだけで、夏気分をたっぷり味わえるものです。

今回は、週末のお出かけにぴったりな、絶景を楽しめるおすすめのドライブコースをご紹介します。

【山口県】角島大橋コース

写真提供:山口県観光連盟

山口県西部に位置する角島大橋は、コバルトブルーの海を一直線に駆け抜ける爽快なドライブコース。全長1,780mという、通行無料の橋としては国内最長級のスケールを誇ります。白い砂浜と青く澄んだ海が織りなす絶景はSNSでも話題となり、いまや“日本屈指の絶景スポット”として知られる存在です。

本土側にある展望公園は橋と海を一望できる人気のフォトスポットで、写真撮影のベストタイムは朝や夕方の光を活かした時間帯。日中の青空に映える景観も見応えがありますが、夕暮れ時に染まる空と海のコントラストも格別です。

写真提供:山口県観光連盟

近くでぜひ味わいたいのが、山口県のソウルフード「瓦そば」。アツアツに熱した瓦の上に、茶そばをはじめ錦糸卵や甘辛く煮た牛肉などをのせて焼き上げ、つけだれでいただくスタイルです。モチモチの上層とカリッと香ばしい下層の食感のコントラストが楽しく、最後までアツアツ。レモンの輪切りやもみじおろしを加えると、さっぱりとした味変も楽しめます。

【静岡県】西伊豆スカイラインコース

賑やかな東伊豆に比べ、どこか落ち着いた風情が漂う西伊豆エリア。中でも「西伊豆スカイライン」は静岡県伊豆市の戸田峠から土肥峠までを結ぶ全長10.8km、標高800〜900mのワインディングロードです。

コースの大半が尾根伝いに伸びており、開放感は抜群。道中では駿河湾や富士山の絶景がところどころに現れ、爽快なドライブが楽しめます。かつては有料道路でしたが、2004年に無料化されて以降より気軽に訪れられるようになりました。周辺に大きな観光地が少ないため伊豆スカイラインと比べても交通量が少なく、空・山・海を一望できる“隠れた絶景ロード”として人気です。

写真提供:伊豆市

また、伊豆市は「水わさび」の名産地としても知られており、品質・栽培面積・生産量はいずれも全国トップクラス。天城山系から湧き出る豊富な水と、澄んだ自然環境のもと、肥料や農薬を使わず育てられています。すりおろしたてのわさびは、さわやかな辛みとともにほんのり甘みも感じられる味わいです。

薬味としておなじみのわさびですが、伊豆市では「わさび飯」や「わさび丼」など、わさびが主役の料理を提供する店も。ここでしか味わえない一品として、旅の記憶に残ること間違いなし。お土産にもおすすめです。

【熊本県】天草パールラインコース

写真提供:熊本県観光連盟

大小120あまりの島々からなる天草諸島と九州本土をつなぐのが、通称「天草パールライン」。天門橋を起点に、大矢野橋、中の橋、前島橋、松島橋と続く5本の橋が、島々を縫うように連なります。それぞれ異なる橋のデザインで、走るたびに景色の表情が変わるのも魅力です。中でも、大矢野島から上島へと続く約3kmの区間では、4つの橋が連続し、次々と景色が切り替わる爽快なドライブが味わえます。

5つの橋を一望できる「高舞登山(たかぶとやま)」は道中に立ち寄りたい絶景スポット。夕暮れ時には島影と橋が染まる幻想的な風景が広がります。交通量も少なく、のんびりドライブを楽しみたい方におすすめです。

写真提供:熊本県観光連盟

熊本のご当地麺料理「太平燕(タイピーエン)」は、中国・福建省の郷土料理をベースに日本の食材でアレンジされた一品です。熊本では中華料理店だけでなく、小学校の給食にも登場するほどポピュラーな存在。

たっぷりの野菜や海鮮、豚肉などの具材を、春雨とともにあっさりとしたスープで味わいます。揚げたゆで卵がトッピングされるのが特徴で、コクのあるスープとの相性も抜群。県内の飲食店やお土産用の商品も豊富に揃っています。

まとめ

今回ご紹介した3つのドライブコースのほかにも、日本全国にはまだまだ絶景を楽しめる道があります。旅行やレジャーの途中に立ち寄るのはもちろん、景色を目的にドライブ旅に出かけてみるのもおすすめです。

お気に入りのフォトスポットで風景を写真に残し、ご当地グルメを楽しみながら、五感で旅を味わってみてください。

美しい景色とともに走る時間は、きっと心に残る特別なひとときになるはずです。

日本の美しさ再発見の旅

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夏の風物詩!一度は見てみたい必見の花火スポット


夏の夜空を彩る花火大会

古くは江戸時代から夏の風物詩として楽しまれてきた花火大会。浴衣を着て歩く、金魚すくいやかき氷など会場に並ぶ屋台を楽しむ、どーんと胸の中に響く音と共に色鮮やかな大輪が夜空に咲き誇る花火に見惚れる。こんな瞬間は何年経っても思わず胸が高鳴ります。色、形、音、その全てが見る人の心をときめかせる花火は、一瞬で暑さも忘れてしまうほどの迫力と美しさがあります。

今回は日本全国の伝統的な花火大会から、最新の技術の融合で魅せる花火大会まで、それぞれ魅力の異なる6つの花火大会をご紹介します。

【秋田県】大曲の花火 全国花火競技大会

画像提供:秋田県大仙市

日本三大花火大会の1つで、100年以上の歴史を誇る秋田県大仙市の「全国花火競技大会」(通称「大曲の花火」)。全国の花火師が技を競い合うコンクール形式で、デザイン、色彩、創造性を重視して審査が行われます。花火師たちは毎年、この競技花火大会で進化した技術を見せ合うために、日々切磋琢磨しており、内閣総理大臣賞も授与される権威のある大会です。音楽に合わせた壮大なワイドスターマインなど、全国から選び抜かれた一流の花火職人が創る斬新で芸術的な花火が楽しめます。

 「全国花火競技大会」は夜の花火だけではなく、日本で唯一の昼花火競技も開催。赤や青、緑など色のついた煙による色鮮やかな模様の美しさを競う珍しい競技が行われます。夜花火の種目の1つである創造花火は従来の丸型の概念を破り、テーマを設けた色彩やリズム、立体感を追求した花火です。全国花火競技大会でしか見られないさまざまな花火が披露されます。

【全国花火競技大会】

開催期間:2025年8月30日(土)

開催時間:17:10~(昼花火の部)、18:50~(夜花火の部)

場所:「大曲の花火」公園(秋田県大仙市大曲雄物川河畔)

打ち上げ数:約1万8000発 

有料席:あり、7,000円(イス席)~

URL:https://www.oomagari-hanabi.com/index.html

【東京都】東京スカイツリー(R)隅田川花火大会特別営業

関東随一の伝統と格式を誇る「隅田川花火大会」。東京スカイツリーでは隅田川花火大会に伴い、634名限定で花火を眼下に観覧することができる「隅田川花火大会特別営業」を実施します。総打ち上げ数が2万発と、東京で開催される花火大会の中でも最大級で、毎年会場付近の道路が観覧客で埋めつくされ、テレビ中継もされるほどの日本を代表する夏の風物詩です。スカイツリーから東京の夜景と共に花火を上から眺める特別な体験を堪能できます。

隅田川花火大会は、歴史的記録が残る日本最古の花火大会「両国の川開き」に由来しています。江戸時代から始まり昭和36年まで行われていた両国の川開きは歴史の流れの中で何度かの中断を経て、昭和53年に隅田川花火大会と名を改め復活。江戸時代より観客の心を魅了し続けてきた伝統的な花火大会は必見です。

【東京スカイツリー(R)隅田川花火大会特別営業】

開催期間:2025年7月26日(土)

開催時間:18:00~20:30 ※花火打ち上げは19:00〜

場所:東京都墨田区押上1-1-2(東京スカイツリー天望デッキ)

打ち上げ数:約2万発(第1会場・第2会場合計)

有料席:あり、12,000円(特別営業展望台入場券)など

URL:https://www.tokyo-skytree.jp/news/info/info241

【神奈川県】みなとみらいスマートフェスティバル2025

企業と地域が協働して街の活性化につなげようと、2018年から行われている「みなとみらいスマートフェスティバル」が今年も開催。ハマの夜を美しく彩る演出を通じて横浜の魅力を国内外に発信します。イベントを締めくくるのが「スカイシンフォニー in ヨコハマ presented by コロワイド」。音楽に合わせて30分間に2万発以上の花火を打ち上げる豪華な演出で、横浜港の夜を彩ります。

音楽ステージでは、全日本吹奏楽コンクールで大学最多33回の金賞を受賞している神奈川大学吹奏楽部が登場。ラテンジャズ、サルサなどキューバ特有の音楽が魅力の「ルイス・バジェ&アフロキューバミーゴス!」や、横浜出身でラジオパーソナリティーや津軽三味線奏者の顔を持つ「DJ帝」が会場を盛り上げます。

【みなとみらいスマートフェスティバル2025】

開催期間:2025年8月4日(月)

開催時間:17:30~20:00 ※花火打ち上げは19:30~

場所:神奈川県横浜市西区みなとみらい(みなとみらい21)

打ち上げ数:約2万発 

有料席:あり、安全対策協力金5,000円(臨港パーク芝生エリア、カップヌードルミュージアムパーク)。協賛10,000円(臨港パーク水際線、耐震バース)、ほかハンマーヘッドパーク・9号岸壁

URL:https://www.mmsf.yokohama/

【福井県】三国花火

60分間にわたって豪華絢爛な15,000発の花火が夜空を彩る花火大会。1番の名物は大迫力の水中花火です。3台の水中花火船から火をつけた花火玉を花火師が直接海に投げ込む、難易度の高い方法で行われています。会場となるサンセットビーチ沖全体を覆い尽くすほどの大きな半円は迫力満点です。ほかにも人気曲に乗せた音楽スターマインや、上空450m、直径450mに花開く2尺玉など日本海を染める花火が夏の夜空と海面を華麗に彩ります。

【三国花火大会】

開催期間:2025年8月11日(月祝)

開催時間:19:30~20:30

場所:福井県坂井市三国町(三国サンセットビーチ・九頭竜川ボートパーク)

打ち上げ数:約1万5000発 

有料席:あり(詳細はホームページへ)

URL:http://www.mikuni.org/hanabi/

【愛媛県】大洲川まつり花火大会

大洲城を背景に、愛媛県内最大規模を誇る約3000発の花火が打ち上げられる花火大会。周囲を山で囲まれた盆地で行われるため、花火の轟音を体で感じられるのが特徴です。歴史情緒あふれる大洲城のシルエットと大洲の夜空を彩る花火が織りなす美しい光景をお楽しみください。また、大洲川まつり花火大会では岐阜県長良川・大分県三隅川と並び日本三大鵜飼に数えられる「肱川のうかい」を同時に楽しむことができます。うかいの漁火とともに川面に映える花火の輝きは見事です。

築城の名手と呼ばれる藤堂高虎の時代に近世城郭へと改修し、江戸時代には大洲藩主加藤氏の居城だった大洲城。明治時代になると城内のほとんどが解体されてしまいましたが、2004年に10年の歳月をかけて復元されました。天守の復元は、明治の古写真や貴重な資料が多く残っていたため当時の姿を正確に復元することができたといいます。そんな木造天守として完全に復元された大洲城を際立たせる花火大会は一見の価値があります。 

【大洲川まつり花火大会】

開催期間:2025年8月3日(日)

開催時間:20:00~21:00

場所:愛媛県大洲市中村(肱北河原)

打ち上げ数:約3000発

有料席:なし

URL:http://www.oozukankou.jp/event-natu3.html

【長崎県】ハウステンボス サマーナイト花火

画像提供:©ハウステンボス/J-21894

ハウステンボスの夏の人気イベント「サマーナイト花火」が今年も開催。海上から打ち上がる大迫力の花火が、ヨーロッパの街並みを背景に音楽と連動しながら夜空を華やかに彩り、夏の高揚感を一層高めます。さらに、今年は新たな演出として、日本屈指の花火師による夏をイメージした新作花火が打ちあがります。ナイトプールからの花火鑑賞や、リゾートシップマリエラに乗船して大村湾クルーズをしながらの鑑賞など、大パノラマの絶景をご堪能あれ。心地よい風と優雅なヨーロッパの世界、美しい花火のショーで非日常な1日の締めくくりをお楽しみください。

ハウステンボスではワクワクが盛りだくさんの「BIG SUMMER!」が今年の夏を盛り上げます。ミッフィーをテーマにした新エリア「Miffy Wonder Square」やこの春はじまった花火、噴水、イルミネーションが融合した「Shower of Lights」、大人から子供まで爽快のサマーアクティビティを楽しめる「ウォーターガーデンプール」など朝から夜まで遊び尽くせるイベントです。ハウステンボスでしか味わえない、夏の思い出をぜひ。

【ハウステンボス サマーナイト花火】

開催期間:2025年7月19(土)〜21(月)、26(土)、27(日)、8月2(土)、3(日)、9(土)〜17(日)、23(土)、24(日)、30(土)、31(日)、9月6(土)、7(日)、13(土)、14(日)

開催時間:20:45~

場所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1(ハウステンボス)

有料席:なし

URL:https://www.huistenbosch.co.jp/event/summer/

まとめ

日本全国で開催される夏の夜を彩る大迫力の打ち上げ花火。今回ご紹介した以外にも、各地域の魅力あふれる特別な花火や、花火をより美しく眺める絶好のロケーションがあります。この夏は日本の夏の風物詩、花火を思う存分味わってみてください。

小耳ネタ・マルシェ

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全国の涼スイーツを堪能「夏の今どきひんやりスイーツ」


夏の暑さを吹き飛ばすひんやりスイーツを求めて

暑い夏の日の旅行では、アイスや涼を感じるスイーツが食べたくなりますよね。実際の冷たさだけではなく、見た目の涼しさも夏の暑さを和らげてくれます。今回は、それぞれの地域の素材を活かしたアイスや、見た目も可愛らしいゼリーなど夏にぴったりのひんやりスイーツをご紹介します。

【北海道】六花氷(キャラメル)

北海道のお土産の定番である「六花亭」の「マルセイバターサンド」。 そのビスケットに、十勝・帯広へ入植した開拓団「晩成社」の社判を押した「マルセイビスケット」をかき氷に乗せた「六花氷(キャラメル)」が7、8月限定の喫茶メニューとして販売します。食べられるのは帯広や札幌、旭川、函館などにある直営店舗の喫茶室のみ。牛乳と練乳で作ったなめらかな舌触りの氷とたっぷりのキャラメルソースが合わさりアイスクリームのような濃く深い味わいです。

六花氷には抹茶、いちご、キャラメルの3種類ありますが、「マルセイビスケット」がトッピングされているのはキャラメルだけ。香り豊かなバターの風味のビスケットとミルク感たっぷりのかき氷で、北海道の恵みを味わってみては。

【山梨県】水信玄餅

夏の間だけ食べられる幻の信玄餅、「水信玄餅」。原料は水、寒天、砂糖のみでできています。信玄餅と同じくその上からきな粉、黒蜜をかける人気の和菓子です。日本有数の名水を限界まで含ませ、寒天は極限まで少なくしているため、口の中で水に戻ってしまうほどの究極の水菓子。運搬が難しく、提供されたその場で食べる必要があるため、消費期限は30分と言われています。台ヶ原金精軒、直営の韮崎店で食べることができます。 

「台ヶ原金精軒」は、明治時代から変わらない、自然を活かした伝統的な製法の和菓子屋。名水の里で名高い山梨県北杜市白州町にあり、ウィスキー、日本酒の製造が行われているなど、水の綺麗さや美味しさは指折りの地域です。そんな名水を最大限に活かした「水信玄餅」をご堪能ください。 

【大阪府】フルーツゼリー

大阪・中崎町のカフェ「太陽ノ塔」より生まれたパティスリー「太陽ノ塔洋菓子店」夏季限定の「フルーツゼリー」。ぶどう、みかん、チェリーの定番のフルーツや、純喫茶のメニューを思わせるフルーツポンチ、メロン、レモンの全6種のカラフルなゼリーが夏をさらに明るくしてくれます。昔の青果店の贈答ボックスのように懐かしく爽やかなパッケージに入っており、手土産やお中元に喜ばれること間違いなし。華やかな見た目と口に入れた時のジューシーな味わいに心踊ります。

ノスタルジアと新しいトレンドが混在する町、大阪・中崎町に店を構えるパティスリー「太陽ノ塔洋菓子店」。絵本の世界に入り込んだようなレトロで可愛い内装と保存料不使用など体へのやさしさを両立させたスイーツが人気です。オリジナルクッキー缶やチョコレートボックスなど外装の可愛さからおしゃれな大阪土産の地位を確立しています。

【香川県】小豆島のオリーブオイルかけてみました

フルーティーな小豆島産オリーブオイルとオリーブ葉の粉末を使用したオリーブソフトクリームがコラボした大人のリッチソフト。小豆島では意外な組み合わせではなく王道だといいます。オリーブオイルがかかることで、ソフトクリームがよりクリーミーな舌触りに。淡い緑色のソフトクリームは、見た目も爽やかで、口に入れるとオリーブの風味が広がり、まるで小豆島の自然を味わっているかのような感覚を味わえます。

「小豆島のオリーブオイルかけてみました」を販売しているのは、「小豆島オリーブ公園」。瀬戸内海を見下ろす小高い丘に約2,000本のオリーブ畑が広がる道の駅です。園内には、オリーブの歴史に触れることができるオリーブ記念館や地中海にいるかのようなギリシャ風車、約120種類のハーブを栽培する花と香りのガーデンなど、オリーブとハーブを五感で楽しむことができます。

【鹿児島県】白熊

鹿児島名物の氷菓「白熊」。削りたての氷に練乳をかけ、フルーツや豆などを盛り付けたかき氷です。鹿児島を中心に南九州の夏の風物詩となった「白熊」の本家、「天文館むじゃき」には日本全国から多くのファンが集まります。ふわふわの氷に、自家製ミルクと蜜がたっぷり。どこか懐かしさを感じさせてくれる味が特徴です。上から見ると、チェリー、アンゼリカ、干しぶどうの配置が動物の白熊の表情に似ていることから「白熊」という名前が付きました。

昭和22年に考案された当時は、白蜜、赤蜜をかけたみぞれ、蜜かけのようなシンプルなかき氷でした。そこから彩りを加えるために、洋菓子の感覚で中にさいころ状のフルーツを入れ、チェリー、レーズン、みかん、黄桃、バナナ、パイナップル、寒天、白豆などをトッピング。それらがほどよいアクセントとなり、さらにおいしさを引き立てています。

【沖縄県】Fontana Gelato(フォンタナジェラート)

沖縄の食材を使用した手作りのジェラート専門店。レインボーミルクやパイナップル、シィークヮサー、紅芋、ココナッツなど沖縄らしいフレーバーが並び、沖縄のハッピームードを盛り上げるカラフルなジェラートが魅力です。見た目もさることながら、沖縄で有名な「玉城牧場」の牛乳や生クリーム、海藻や豆などの自然由来でできた乳化剤・安定剤を使い、素材の味を活かしたおいしさにもとことんこだわっています。

那覇市のメインストリート国際通りの手作りジェラートのお店「Fontana Gelato」。国際通りの交差点でひときわ目を引くアクアマリンの外装とキュートなイラストが目印で、カラフルなジェラートに通行人が足を止める人気店です。

まとめ

暑さも吹き飛ぶ冷たい夏スイーツ。夏限定や店舗限定の商品がたくさんあります。各地の魅力が詰まったひんやりスイーツを食べながら、日本の夏をお楽しみください。

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